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娘と女子旅♪~静岡・大阪・浜松へ~   

毎年夏には家族旅行に出かけるけれど
今年は夫が幹事を務める地区の旅行があるというので
同じ日程で、わたしと娘で小旅行をすることにした。

いろいろな繋がりで西の方に行ってみたかったので
ご都合などを伺いながら行程を調整し、2泊3日の女子旅となった。


娘の誕生日の翌日、
昼過ぎにゆっくり家を出て静岡に向かう。

劇団四季「オペラ座の怪人」の静岡公演のチケットをとって。

ココログ時代から読んでくださっている方はご存知のように、高校時代、娘は吹奏楽部にいた。定期演奏会で演奏した「オペラ座の怪人」はとても魅力的だったようで、いつか四季の舞台を見たいと思っていたようだ。
今回の静岡公演を知って、観劇後、夜はそのまま静岡に泊まって翌朝大阪へ、という流れが思い浮かんで、観ることにした。

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舞台装置や音響など、地方公演のマイナス部分はもちろんあるけれど、キャストも実力のある方々だったようで、深く引き込まれた。
予備知識なしに観劇したことを娘と少し悔やみつつ、でも何も知らずに舞台と向き合えたことの良さも語り合った。

静岡セノバで遅い夕食をとり、すぐ近くのホテルに泊まって、朝、大阪に向かう新幹線に乗る。

切符の行き先は「宝塚」。

といってもその日は「貸切公演」となっていてチケットは取れず、観劇はあきらめていて、殿堂コーナーなどの見学程度を考えていたのだけれど、

行ってみたら「立ち見席」の案内が出ていた。せっかく来たので舞台を見たいと思い、チケットを購入。「メサイア~異聞・天草四郎」を堪能することができた。

迫力があり、美しかった。舞台も近く、臨場感にあふれていた。…思い出の合唱曲『クルスの島』を思い出した。
四季の静岡公演で、生のオーケストラを聴けなかったことを残念がっていた娘も、ステージ下の指揮者のタクトに感動していた。

午後、終演より少し早い時間に会場を出なくてはならなかったのだけれど
入り口の方がホールに照明を入れてくださって、贅沢な写真を撮らせていただくことができて、とても嬉しかった。

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宝塚から大阪を経由し、今度はパステルアートのワークへ。
以前からとても惹かれていた方のアトリエに伺うことができた。
このワークのことは、パステル&絵本ブログのこの記事を読んでいただけたら嬉しいと思う。

ワーク後、天王寺のバリタワーホテルに移動する。
さながらバリにいるような贅沢なホテル。「もっとたっぷり時間のあるときに泊まりたかった~!」と、着いて早々残念がる娘。(笑)
たしかに同感。また今度、ゆっくり来てみたい空間だった。

大阪では、堺で鍼灸院をしている友達に、ディープな「新世界」を案内してもらった。
彼女のお嬢さんと娘は、同じ日に、同じ病院で生まれている。彼女が静岡にいたのは本当に短い期間だったから、出会えたことも、こうして四半世紀が過ぎて一緒に串カツを食べていることも奇跡のようなこと。
地元の方といる安心感もあり、大阪の雰囲気をたっぷり味わった夜になった。

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ぐっすり眠った翌朝は、浜松へ。
知り合ってまだ1年も経たないけれど、ご縁続きの絵本セラピストさんのおうちに伺った。
とても和む空間で、絵本セラピーもしていただいて。こちらの様子も別ブログの記事でぜひ。


観劇&パステル&絵本と、好みが一緒の娘との2泊の女子旅。
猛暑の夏の、ちょっとだけ過ごしやすかった数日間に行くことができたことにも感謝。

会いたい人に会う旅。
単なる観光とは違う楽しさで、心満たされる思い出深い小旅行になった。





# by izukomorebi | 2018-08-27 12:28 | 家族旅行・小旅行

湯河原温泉の松の内   

お正月三が日を外して
夫の学校の始業式の翌日となる6日と7日に
湯河原温泉に泊まることにした。

ちょうど寒さも和らいで暖かな日となった。

大仁を抜けてまずは熱海の多賀へ。
夫が「絵本美術館」というのを見つけてくれたのだ。
正式には「戸田幸四郎絵本美術館」。迷いそうになりながらなんとかたどり着き、まずは併設のレストランへ。

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景色がよくて、とても気持ちがよい。その場で絞ってくれる生ジュースもとても美味。

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展示もとてもよかったし、いろいろな絵本を愉しむことができた。
海を眺めながらのひだまりで絵本をめくるのもいい。
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展示してあったものの中でわたしたちがいちばん気に入ったのは「昆虫とあそぼう」。
虫がとっても親しみやすくなる感じで、夫が購入。じっくり読みたいと思う。

熱海から、ビーチラインを通って湯河原へ。まずは宿に行く。藤田屋という老舗のお宿。
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歴史を感じさせるたたずまいで、とても落ち着く。万葉公園の目の前だったので、少し散策をした。
独歩の湯という足湯が人気のようだった。その近くにあった可愛いお地蔵様に湯をかける。

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宿のお風呂は露店も大風呂も、貸し切り湯も風情があってあたたまった。
お食事も美味しく、お腹いっぱい。少しずつ部屋に運んでくださるのも有り難い。
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翌日は10時までまったりと過ごし、

それからまずは、娘の高校時代のお友達の家でもある「かまとら」へ。
「お嫁ちゃん」として活躍中のお母様とお会いできて、あの美味の開きを数枚購入。シフォンケーキももちろん。

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「かまとら」を後にし

五所神社に向かう。

大木に本殿が守られ、境内がとてもすがすがしく感じて気持ちがよい。立派な楠木からもパワーをいただく。

おみくじをひき、お守りも。

松の内最後の日に詣でることができてよかった。

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天然記念物柏槇(びゃくしん)がある城願寺にも

首大仏がある福泉寺にも立ち寄った。

期せずしての神社仏閣巡り。新年の気持ちのよさの中で。


そうそう、新しいスポットにも行ってみた。湯河原スイーツファクトリー
ちぼりのお菓子の食べ放題が話題だけど、さすがにあまり食べられないものである。

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湯河原には小学生の頃泊まったことがあったと思うけれど結婚後は来たことがなく、
今回、夫が街並みをとても気に入ったようで、また来ようということになった。

東京からも近いので友達ともよさそう。

新年の、よい小旅行となった。

















# by izukomorebi | 2018-01-07 21:16 | 家族旅行・小旅行

童心にかえって ~山梨への旅   

恒例の、夏の小旅行。

退職の際のカタログギフトで石和温泉の宿泊券があったので、今年は山梨方面に行くことにした。

コースの作成も運転も夫に任せておきながら、足を延ばして「八ヶ岳小さな絵本美術館」「黒井健絵本ハウス」をリクエスト。パステルアートと絵本がライフワークになっていきそうな昨今であるがゆえ。さらに「えほんミュージアム清里」にも立ち寄った。

それぞれの、ほっとする心地よい空間に、癒される。

「黒井健絵本ハウス」では、先日購入した「ゆめのふね」の原画展が開かれていた。
何冊か並ぶ絵本の中で、「SWEET TIMES」に心惹かれたが、絶版とのこと。(でもどうしてもほしくて、後日ネットで購入。)

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 山梨に入って、「山梨県立美術館」にも立ち寄った。ミレーの絵に描かれた農婦の力強さが心に残る。

 神の湯温泉に泊まって、翌朝は甲斐善光寺へ。歴史に思いをはせつつ、鳴き竜やご戒壇めぐりを楽しむ。
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次に行ったのは、山梨県立科学館。東京の科学技術館のような、どちらかというと子ども向けの施設だと思うのだけれど、ここがとても楽しかった! プラネタリウムや、各種体験コーナーや。小学生で混んでいたので、堪能とまではいかなかったけど。105.png とても眺めのよいところだった。

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甲斐夢小路やモンデ酒造の工場見学などを楽しんで、石和温泉の旅館・慶山へ。個室でのお料理もバイキングもとってもよくて、美味しかった。

夜は台風が来ていたようだったけれど、朝はもう過ぎていて、昇仙峡にある影絵美術館までドライブ。山梨側から見る富士山は、静岡県民にとってはなかなか新鮮である。

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桔梗屋のテーマパークに寄ったり、美味しそうな桃の直売所に寄ったりしながら伊豆に帰ってきた。

「また行きたいね!」といつもの旅の終わりの会話。

でもなかなか、同じところをもう一度訪れる計画にはならないのだけれど、でも山梨なら近いから、ほんとに、また行きたいね、の小旅行なのであった。








# by izukomorebi | 2017-08-15 16:29 | 家族旅行・小旅行

退職の日   

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平成29年3月30日は離任式だった。よく晴れて、暖かな日になった。

離任式では、早期退職にあたり、こんなことを話した。(概略)

「明るく元気で一生懸命。わたしが大好きな言葉です。皆さんにもそうあってほしいし、自分も明るく元気で一生懸命を心がけて仕事をしてきました。
 わたしが先生という仕事についたのは、大学を卒業してすぐの22歳の時でした。それから33年間仕事をしてきたので、今はもう55歳になりました。
 皆さんの担任の先生もそうですが、先生たちには授業のほかにもいろいろな仕事があって、とても忙しい毎日を送っています。学校はとても楽しくて、授業も大好きなのですが、先生を続けていくのはだんだんと大変になってきてしまい、もうそろそろいいかな、と考えるようになりました。
 これからのことは何も決まっていませんが、大好きなパステルアートや絵本を通して、今の自分にできることをやっていきたいと思っています。皆さんも、明るく元気で一生懸命、頑張っていってください。
 この町が大好きでした。おうちの方にもお世話になりました。どうぞよろしくお伝えください。」

 3学期になって何度か、ふとしたことで急に涙がこぼれていた。

 新卒の頃の書類を引っぱり出した時。中学校に勤めていた頃の学級通信を見た時。最後のお楽しみ会で大笑いした後に寄せ書きと言葉をもらってから、クラスみんなで歌った時。家族で泊まった宿で息子と娘がサプライズのプレゼントをしてくれた時。

 忙しい学年末をやっとの思いで乗り越えながら迎えた、最後の離任式。

 涙は出なかった。笑顔で挨拶ができた。なにか…晴れ晴れと、満ち足りていた。
年数は全うできなかったけれど、自分の中ではもう、この仕事を全うしたということなのかもしれないと思った。

 送別会では、「林住期」の話をした。学生期、家住期をすぎ、50歳からは林住期に入るという、古代インドの思想に影響を受けたこと。ちょうどそのころにライフワークに出合ったこと。
 小学校1年から中学校3年までを担任させていただき、ちょうど9か年の真ん中の5年生で始まって5年生で終われたことや、研究主任をちょうど10回務めたことなど、プチ記録の紹介もしつつ。

 送別会のあとの二次会で、前々任校でも一緒だった男性の同僚が、思い出深い曲をいくつも入れてくれた。
「未来へ」「栄光の架け橋」その学校で2度6年生を担任したときの、卒業式の歌。
「春なのに」 息子の大学進学と重なった年の離任の時の歌。
もう10年も前の、そんなことを覚えていてくれての気遣いが…とても嬉しかった。
また、別の同僚が中学生だった頃に部活の顧問だったわたしが、ある部員の転校の時に「なごり雪」を歌ったのを覚えていると言ってくれたので、最後に「なごり雪」を歌った。久しぶりに歌ったら、なんだかいろいろな思いに包まれて、…涙が出た。

 夫が校長に昇任したこともあり、家の中には花があふれている。心尽くしのプレゼントやお手紙をたくさんいただき、感謝と感動に包まれている。不安はあるけど、自由に空にはばたく小鳥のような思いも味わっている。…そんな、退職の日。

 大きな節目の日だ。

 でもわたしにとって、終わりではなくスタートであってほしい。

2,3年経った頃、あの時がスタートだったのだと、そう思えることを願って、今日の思いを書き留めておこう。

# by izukomorebi | 2017-03-31 22:24 | 教育の窓 教員生活

ぶらり名古屋へ1泊小旅行   

最近、神社がけっこう好きで
先月も富士市の知人に富士山本宮浅間大社に連れていってもらって喜んでいたんだけど

なんとなく、熱田神宮に行ってみたかったので、夫と名古屋に行くことにした。
・・・といっても、ホテルだけはとっておいて、当日は行きあたりばったりに近いぶらり旅。

こだまで名古屋に着いたのは10時半近く。観光案内所で聞いて、とりあえず「メーグル」に乗ることにし、「ノリタケの森」へ。絵画のように美しい食器も素晴らしかったが、思いがけず、そこでたまたま開かれていた「屋根裏工房×6展」の岡部千世さんの絵に惹きつけられた。偶然作家さんがいらっしゃったので、絵に込められた想いをうかがうことができた。さらに心揺さぶられて、絵の前にたたずむ。(千世さん、掲載許可ありがとうございました。)
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お昼を食べた後、夫はトヨタ産業技術記念館へ。トリップアドバイザーで第1位の場所だそうで、とても見応えがあり、よかったそうだ。時間がもっとほしかった様子である。
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わたしは千世さんが勧めてくださった「文化のみち」へ。双葉館でステンドガラスを見つめながら、電力王となった桃介と貞奴に思いをはせていた。
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メーグルに乗って、この日のホテルはドーミーイン名古屋栄。大浴場のあるところが夫のお気に入りで、よくドーミーインを利用するそうだ。13階からの景色は眺めもよく、わたしは一足先についてちょっと休憩。

その後出かけたのは、あの、東山動物園である。さすがに炎天下の動物園は躊躇するけど、たまたまこの期間、ナイトズーをやっていたのだ。一日乗車券があるので、入場料が¥400なのもちょっとうれしいところ。家族連れでにぎわっていたけど、みんなのお目当てのイケメンの彼「シャバーニ」は、すでに就寝していた。(笑)ぞうさんたちがよかったな、優しいまなざしに癒されるね。
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栄に戻ってから、ホテルのフロントのお兄さん行きつけの居酒屋さんで名古屋めしあれこれ。手羽もやわらかいし、やっぱり味噌串カツが好き。どっちかというと、冬に食べたほうがいっそう美味しいのかも、と思いつつ。
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 翌朝はドーミーインの朝食バイキングに大満足!してから、名古屋駅まで送ってもらって、熱田神宮へ。

去年、伊勢神宮でも思ったのだけど、神社ってどうして涼しいのだろう。とても気持ちよかった。おみくじは中吉で「開運の時が来る。但し急ぐべからず。・・・千里の道も一歩から。」とのことで、「あせらず努力せよ」とも。たぶん・・・とても大切なこと。
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 最後に行ったのは、「名古屋港水族館」である。夏はやっぱり水族館がとっても人気。水の中の世界は見ているだけで気持ちがいい。イワシのトルネードとシャチが夫のおススメ、わたしはペンギンさんやサンゴ礁の大水槽などが楽しかった。
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帰り際には、バイキングでお腹いっぱいで食べられなかった小倉トーストをどうしても食べたくて、エスカの喫茶「むらやま」に寄った。評判というだけあって、ほんと、美味しかったよ。
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ぶらり旅そのままに、とりとめもなく名古屋あれこれでありました。久々のブログ更新で、少しexblogに慣れたかも、だけどトースト画像、大きすぎ~。

猛暑真っ盛り。皆様どうぞご自愛くださいね。

# by izukomorebi | 2016-08-09 21:04 | 家族旅行・小旅行